本ページでは、AW-RPシリーズ(以下、コントローラー)とカメラをIP接続で利用する際の基本的な考え方と、設定の流れについてご説明します。
IP接続を使用するすべての機種に応用可能なポイントを、お問い合わせの多い内容とあわせて、段階的に確認しながら進める接続フローをご用意しました。
また、IP接続の仕組みを理解したい方向けに、IP接続機器の導入・運用に関連するネットワークの基礎をまとめました。
接続後、それぞれの機器のLANポートにあるLINK/ACT LEDが点灯していることを確認してください。
工場出荷時のIPアドレスは、カメラが「192.168.0.10」、コントローラーは「192.168.0.9」、サブネットマスクはいずれも「255.255.255.0」に設定されています。そのため、複数台のカメラを同時に購入・設定する場合、初期設定ではIPアドレスが重複し、正しく接続できません。EasyIP機能を使用するか、1台ずつネットワークに接続してIPアドレスを変更してください。
(→カメラ・コントローラーのIPアドレスを変更するには?)
また、ネットワークを構成する機器全体でIPアドレスが重複しないよう設定してください。
工場出荷時の設定では、カメラ・コントローラーのネットワーク部は一致しています。PCを使用する場合、一例として、IPアドレスを「192.168.0.100」等、サブネットマスクを「255.255.255.0」に設定してください。
※ネットワークの設定は、必ず管理者に確認して行ってください。
# 例
# ping [機器のIPアドレス] で疎通確認
ping 192.168.0.10
カメラからPC、コントローラーからPCに安定して応答があれば、相互に通信が確立しているといえます。
# 疎通成功
192.168.0.10 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
192.168.0.10 からの応答: バイト数 =32 時間 <1ms TTL=64
192.168.0.10 からの応答: バイト数 =32 時間 <1ms TTL=64
192.168.0.10 からの応答: バイト数 =32 時間 <1ms TTL=64
192.168.0.10 からの応答: バイト数 =32 時間 <1ms TTL=64
192.168.0.10 の ping 統計:
パケット数: 送信 = 4、受信 = 4、損失 = 0 (0% の損失)、
ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒):
最小 = 0ms、最大 = 0ms、平均 = 0ms
# 疎通失敗
192.168.0.10 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
要求がタイムアウトしました。
要求がタイムアウトしました。
要求がタイムアウトしました。
要求がタイムアウトしました。
192.168.0.10 の ping 統計:
パケット数: 送信 = 4、受信 = 0、損失 = 4 (100% の損失)、
PCのWebブラウザのアドレスバーに、カメラのIPアドレスを入力してWeb UIにアクセスしてください。初回表示時、自動でアカウント設定画面が表示されます。
「LAN」は機種により「Network」表記の場合があります。
カメラ選択番号のうち任意の番号(今回の例ではCAM1)に、接続方式「LAN」を設定します。
[MENU] > [SYSTEM] > [CONNECT SETTING] > [CAM1] → [LAN]
カメラ選択番号のうち任意の番号(今回の例ではCAM1)に、カメラのIPアドレスを登録します。
[MENU] > [SYSTEM] > [MANUAL IP SET/USER AUTH] > [CAM1] → [カメラのIPアドレス]
コントローラーによる自動IP設定では、コントローラーとLANケーブルで接続されていれば、異なるサブネットや、重複したIPアドレスのカメラがあっても接続設定が可能です。自動設定を実行する前に、意図しないカメラが対象になっていないか確認してください。
また、以下の点に注意して設定を行ってください。
[SYSTEM] > [CONNECT SETTING] > [対象のカメラ選択番号] → [NON]
接続方式が「LAN」または「Serial」のカメラ選択番号は、自動IP設定による設定変更の対象になりません。
[SYSTEM] > [AUTO IP SET] > [AUTO SET] → [RENEW] または [KEEP]
「AUTO IP SET」画面表示時、新たに検出したカメラの台数が「NEW」に、現在検出・管理しているすべてのカメラ台数が「TOTAL」に表示されます。
[EXEC] → [SETTING] → 決定
正常に終了した場合、画面に「COMPLETE」の文字が表示されます。
カメラ起動後20分経過している場合、セキュリティの観点から外部からのIPアドレス変更がロックされ、エラーになります。その場合、カメラを再起動してください。
ハブ・LANケーブルがPoE給電に対応しているか確認してください。
PoE対応機器を経由せずに直接接続する場合、別途ACアダプタによる給電が必要です。
また、コントローラーにLANを接続する際は「IPCONT」と印字されたポートを使用してください。
工場出荷時のIPアドレスは、カメラが「192.168.0.10」、コントローラーは「192.168.0.9」、サブネットマスクはいずれも「255.255.255.0」に設定されています。
EasyIP機能を搭載したソフトウェアを使用すると、PCに接続されたPanasonic製カメラのIPアドレスを簡単に確認できます。
IPアドレスは、専用ソフトを使わない場合に確認が困難になることがあります。台帳等で別途管理することをお勧めします。
# Windows
ipconfig
# macOS
ipconfig getifaddr en0
機器ごとに変更の方法が異なります。
PCとカメラの属するサブネットが異なる、またはIPアドレスが重複している可能性があります。
PCとカメラのIPアドレスを、ネットワーク部が同じ、かつIPアドレス全体が重複しない値に変更してください。
なお、工場出荷時のIPアドレスは「192.168.0.10」、サブネットマスクは「255.255.255.0」です。
PCと機器の属するサブネットが異なる、またはIPアドレスが重複している可能性があります。
PCと機器のIPアドレスを、ネットワーク部が同じ、かつIPアドレス全体が重複しない値に変更してください。
初期設定では、セキュリティの観点から、カメラの電源起動後20分が経過すると外部からのIPアドレス変更を受け付けない状態になります。
カメラを再起動後、20分以内に設定を行ってください。
変更不可になるまでの時間は、カメラのWeb UIから変更が可能です。
コントローラーは、カメラの自動IP設定機能のため、予約済みIPアドレスを保持しています。
予約済みIPアドレスに含まれるIPアドレスをマニュアル設定しようとすると、重複エラーが表示される場合があります。
お手数ですが、その際は予約済みIPアドレスを別の値に変更するか、本体以外からIPアドレス設定を行ってください。
リモートカメラは複数のコントローラーによる制御が可能です。
複数のコントローラーで同時に制御した場合、後の制御コマンドが優先されます。
IP接続とは、コントローラーがネットワーク上のカメラを識別するためにネットワーク上の識別番号であるIPアドレスを用いる方式です。
機器同士でIP接続によりルーターを介さずに相互通信を行うためには、機器を同一サブネット(IPアドレスで直接通信可能な範囲)内に配置します。
(なぜ同一サブネット?→ARP)
また、通信相手を確実に識別できるよう、同一サブネット内のIPアドレスは一意である必要があります。
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コントローラー
IPアドレス:192.168.0.9サブネットマスク:255.255.255.0 |
カメラ
IPアドレス:192.168.0.10サブネットマスク:255.255.255.0 |
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ハブ(スイッチングハブ)
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PC(セットアップ用)
IPアドレス:192.168.0.100サブネットマスク:255.255.255.0 |
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| 192.168.0.0のネットワーク サブネットマスク:255.255.255.0 |
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| 10進数 | 2進数 | |
|---|---|---|
| IPアドレス | 192.168.0.10 | 11000000.10101000.00000000.00001010 |
| サブネットマスク | 255.255.255.0 | 11111111.11111111.11111111.00000000 |
| ネットワークアドレス | 192.168.0.0 | 11000000.10101000.00000000.00000000 |
| 10進数 | 2進数 | |
|---|---|---|
| IPアドレス | 192.168.0.120 | 11000000.10101000.00000000.01111000 |
| サブネットマスク | 255.255.255.192 | 11111111.11111111.11111111.11000000 |
| ネットワークアドレス | 192.168.0.64 | 11000000.10101000.00000000.01000000 |