コントローラーとカメラをIP接続する

はじめに

本ページでは、AW-RPシリーズ(以下、コントローラー)とカメラをIP接続で利用する際の基本的な考え方と、設定の流れについてご説明します。
IP接続を使用するすべての機種に応用可能なポイントを、お問い合わせの多い内容とあわせて、段階的に確認しながら進める接続フローをご用意しました。
また、IP接続の仕組みを理解したい方向けに、IP接続機器の導入・運用に関連するネットワークの基礎をまとめました。

接続フロー

ここではコントローラーのCAM1(カメラ選択番号1)にPanasonic製カメラを登録し、カメラ・コントローラー1台ずつの最小構成で接続する想定で説明します。
IP接続の基本を理解しやすくするため、1台ずつ接続情報を設定する「マニュアルIP設定」を用いて2ステップで説明します。複数台のカメラとの接続をコントローラーから一括設定する「自動IP設定」についても、参考情報としてご紹介します。
機種によってパネル構成やメニュー表示が若干異なる場合がありますので、機種別の設定ガイドも併せてご活用ください。

ポイント

IP接続でカメラを制御するために、以下のポイントを押さえておくと、設定をスムーズに行うことができます。

STEP 1 | カメラとコントローラーを同一サブネットに接続する

ゴール
カメラ・コントローラー、PC(セットアップ用)を相互に通信可能な状態にする。
※PCはカメラの初期アカウント設定と、機器の疎通確認のため使用します。
手順
  1. カメラ・コントローラー、PCをLANケーブルで接続します。

    接続後、それぞれの機器のLANポートにあるLINK/ACT LEDが点灯していることを確認してください。

  2. カメラ・コントローラーのIPアドレスが重複していないことを確認します。

    工場出荷時のIPアドレスは、カメラが「192.168.0.10」、コントローラーは「192.168.0.9」、サブネットマスクはいずれも「255.255.255.0」に設定されています。そのため、複数台のカメラを同時に購入・設定する場合、初期設定ではIPアドレスが重複し、正しく接続できません。EasyIP機能を使用するか、1台ずつネットワークに接続してIPアドレスを変更してください。
    (→カメラ・コントローラーのIPアドレスを変更するには?
    また、ネットワークを構成する機器全体でIPアドレスが重複しないよう設定してください。

  3. カメラ・コントローラーのIPアドレス・サブネットマスクを、ネットワーク部が一致するよう設定します。

    工場出荷時の設定では、カメラ・コントローラーのネットワーク部は一致しています。PCを使用する場合、一例として、IPアドレスを「192.168.0.100」等、サブネットマスクを「255.255.255.0」に設定してください。

※ネットワークの設定は、必ず管理者に確認して行ってください。

確認方法
PCからカメラ・コントローラーそれぞれへ、pingコマンドを送信して疎通確認を行います。
実行中のコマンドは「Ctrl + C」で中断できます。
# 例
# ping [機器のIPアドレス] で疎通確認
ping 192.168.0.10
カメラからPC、コントローラーからPCに安定して応答があれば、相互に通信が確立しているといえます。
# 疎通成功
192.168.0.10 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
192.168.0.10 からの応答: バイト数 =32 時間 <1ms TTL=64
192.168.0.10 からの応答: バイト数 =32 時間 <1ms TTL=64
192.168.0.10 からの応答: バイト数 =32 時間 <1ms TTL=64
192.168.0.10 からの応答: バイト数 =32 時間 <1ms TTL=64

192.168.0.10 の ping 統計:
    パケット数: 送信 = 4、受信 = 4、損失 = 0 (0% の損失)、
ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒):
    最小 = 0ms、最大 = 0ms、平均 = 0ms
通信できない場合、「要求がタイムアウトしました」等と表示されます。
# 疎通失敗
192.168.0.10 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
要求がタイムアウトしました。
要求がタイムアウトしました。
要求がタイムアウトしました。
要求がタイムアウトしました。

192.168.0.10 の ping 統計:
    パケット数: 送信 = 4、受信 = 0、損失 = 4 (100% の損失)、

つまづきやすいポイント

STEP 2 | カメラ・コントローラーの設定を行う

ゴール
コントローラーからカメラを制御可能にする。
手順
  1. カメラのアカウント設定がまだの場合、カメラのWeb UIにアクセスし、アカウント設定を行います。

    PCのWebブラウザのアドレスバーに、カメラのIPアドレスを入力してWeb UIにアクセスしてください。初回表示時、自動でアカウント設定画面が表示されます。

  2. コントローラーの接続方式を「LAN」に設定します。

    「LAN」は機種により「Network」表記の場合があります。
    カメラ選択番号のうち任意の番号(今回の例ではCAM1)に、接続方式「LAN」を設定します。
    [MENU] > [SYSTEM] > [CONNECT SETTING] > [CAM1] → [LAN]

  3. カメラIPアドレスを登録します。

    カメラ選択番号のうち任意の番号(今回の例ではCAM1)に、カメラのIPアドレスを登録します。
    [MENU] > [SYSTEM] > [MANUAL IP SET/USER AUTH] > [CAM1] → [カメラのIPアドレス]

確認方法
コントローラーが以下の状態であれば、カメラとコントローラーの接続が正常に完了しています。

つまづきやすいポイント

TIPS | EasyIP機能を使用する

EasyIP機能とは、ネットワーク上のPanasonic製カメラを自動検出し、設定を行うことができる機能です。
通常、機器同士のIP接続のためには機器を同一サブネットに配置する必要がありますが、EasyIPでは、LANケーブルで物理接続された機器であれば異なるサブネットでも検出、設定が可能です。
IPアドレスの重複等も簡単に検出できるため、トラブル発生時の原因特定にも役立ちます。
EasyIP機能は、EasyIP Setup Tool PlusやMedia Production Suite等のソフトウェアに搭載されています。

TIPS | 自動IP設定機能でコントローラーとカメラを接続する

AW-RPシリーズのコントローラーには、自動IP設定(AUTO IP SETTING)機能が搭載されています。 自動IP設定を実行すると、LANケーブルで接続されているカメラを自動検出し、接続種別が「NON」(接続なし)に設定されているカメラ選択番号との関連付けを行います。
その後、対象のカメラと、コントローラーの対象カメラ選択番号の設定が以下の通り変更されます。
ポイント
カメラ・コントローラーどちらのIPアドレス設定を書き換えるかは、動作モードによって決定します。
手順

コントローラーによる自動IP設定では、コントローラーとLANケーブルで接続されていれば、異なるサブネットや、重複したIPアドレスのカメラがあっても接続設定が可能です。自動設定を実行する前に、意図しないカメラが対象になっていないか確認してください。
また、以下の点に注意して設定を行ってください。

  1. コントローラーで、自動IP接続設定を行いたいカメラ選択番号ごとに、接続方式を「NON」に設定します。

    [SYSTEM] > [CONNECT SETTING] > [対象のカメラ選択番号] → [NON]
    接続方式が「LAN」または「Serial」のカメラ選択番号は、自動IP設定による設定変更の対象になりません。

  2. コントローラーで、自動IP設定の動作モードを選択します。

    [SYSTEM] > [AUTO IP SET] > [AUTO SET] → [RENEW] または [KEEP]
    「AUTO IP SET」画面表示時、新たに検出したカメラの台数が「NEW」に、現在検出・管理しているすべてのカメラ台数が「TOTAL」に表示されます。

  3. コントローラーで、自動IP設定を実行します。

    [EXEC] → [SETTING] → 決定
    正常に終了した場合、画面に「COMPLETE」の文字が表示されます。
    カメラ起動後20分経過している場合、セキュリティの観点から外部からのIPアドレス変更がロックされ、エラーになります。その場合、カメラを再起動してください。

つまづきやすいポイント

電源・物理接続要因

カメラ・コントローラーの電源がつかない

ハブ・LANケーブルがPoE給電に対応しているか確認してください。
PoE対応機器を経由せずに直接接続する場合、別途ACアダプタによる給電が必要です。
また、コントローラーにLANを接続する際は「IPCONT」と印字されたポートを使用してください。

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ネットワーク要因

機器のIPアドレスがわからない

工場出荷時のIPアドレスは、カメラが「192.168.0.10」、コントローラーは「192.168.0.9」、サブネットマスクはいずれも「255.255.255.0」に設定されています。
EasyIP機能を搭載したソフトウェアを使用すると、PCに接続されたPanasonic製カメラのIPアドレスを簡単に確認できます。
IPアドレスは、専用ソフトを使わない場合に確認が困難になることがあります。台帳等で別途管理することをお勧めします。

PCのIPアドレスを確認する方法
ネットワーク機器の設定にはIPv4アドレスを使用します。IPv4アドレスは、コマンドラインまたはGUIで確認できます。
コマンドラインで確認する場合
以下コマンドを実行し、IPv4アドレスを確認してください。
# Windows
ipconfig
# macOS
ipconfig getifaddr en0
GUIで確認する場合
Windowsの場合、設定 > ネットワークとインターネット > [接続中のネットワーク] > IPv4アドレスを確認します。
Macの場合、システム設定 > Wi-Fi > 詳細 > TCP/IP > IPv4を確認します。
カメラのIPアドレスを確認する方法
カメラ単体でIPアドレスを確認する方法はありません。
PCと接続し、EasyIP機能を搭載したソフトウェアで確認するか、別売のワイヤレスリモートコントローラー(AW-RMシリーズ。対応機種のみ)を用いて確認してください。
コントローラーのIPアドレスを確認する方法
メニューから確認できます。
[MENU] > [SYSTEM] > [RP IP SET]

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機器のIPアドレス設定方法がわからない

機器ごとに変更の方法が異なります。

PCのIPアドレスを変更する方法
コントロールパネルから変更してください。
カメラのIPアドレスを変更する方法
カメラ単体でIPアドレスを変更する方法はありません。
PCとの疎通が完了していない場合は、EasyIP機能を持つソフトウェアや、別売のワイヤレスリモートコントローラー(AW-RMシリーズ。対応機種のみ)を使用して変更してください。
初期設定では、カメラの起動後20分が経過すると外部からのIPアドレス変更を受け付けなくなります。必要に応じてカメラを再起動してください。
なお、PCとの疎通が完了している場合は、カメラのWeb UIからもIPアドレスの変更が可能です。PCのWebブラウザのアドレスバーに、カメラのIPアドレスを入力してWeb UIにアクセスしてください。
また、コントローラーの自動IP設定機能でも変更が可能です。自動IP設定で疎通後、マニュアル設定で任意の値に変更してください。
コントローラーのIPアドレスを変更する方法
EasyIP機能を持つソフトウェアから変更、または本体で[MENU] > [SYSTEM] > [RP IP SET] → [任意のIPアドレス]を設定してください。
設定後は本体を再起動する必要があります。

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PCからカメラのWeb UIにアクセスできない

PCとカメラの属するサブネットが異なる、またはIPアドレスが重複している可能性があります。
PCとカメラのIPアドレスを、ネットワーク部が同じ、かつIPアドレス全体が重複しない値に変更してください。
なお、工場出荷時のIPアドレスは「192.168.0.10」、サブネットマスクは「255.255.255.0」です。

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PCからカメラ・コントローラーに疎通できない、接続が安定しない

PCと機器の属するサブネットが異なる、またはIPアドレスが重複している可能性があります。
PCと機器のIPアドレスを、ネットワーク部が同じ、かつIPアドレス全体が重複しない値に変更してください。

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カメラのIPアドレス変更に失敗する

初期設定では、セキュリティの観点から、カメラの電源起動後20分が経過すると外部からのIPアドレス変更を受け付けない状態になります。
カメラを再起動後、20分以内に設定を行ってください。
変更不可になるまでの時間は、カメラのWeb UIから変更が可能です。

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コントローラーで自身のIPアドレスを変更できない

コントローラーは、カメラの自動IP設定機能のため、予約済みIPアドレスを保持しています。
予約済みIPアドレスに含まれるIPアドレスをマニュアル設定しようとすると、重複エラーが表示される場合があります。
お手数ですが、その際は予約済みIPアドレスを別の値に変更するか、本体以外からIPアドレス設定を行ってください。

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カメラ・コントローラー設定要因

1台のリモートカメラに複数のコントローラーを接続したとき、片方から制御できない

リモートカメラは複数のコントローラーによる制御が可能です。
複数のコントローラーで同時に制御した場合、後の制御コマンドが優先されます。

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カメラとコントローラーの接続は正常に完了しているが、カメラの制御ができない

  • コントローラーのカメラグループが正しく選択できているか確認してください。
    (CAM1を制御したい場合)
    ダイヤル操作(AW-RP60等):ステータス画面にて、ダイヤルを操作して[CAM GP]を1-5に設定します。
    ボタン操作(AW-RP150等):カメラ選択部にて、ボタンを操作して[CAMERA GROUP] → 1 を選択します。
  • カメラのアカウント設定がお済みでない場合、コントローラーによる操作を受け付けません。PCのWebブラウザからカメラのWeb UIにアクセスし、アカウント設定を行ってください。
  • カメラのパンストッパーが外されているか確認してください。取り付けたままの場合、ストッパーを外した状態でカメラを再起動し、カメラの状態ランプが緑点灯することを確認してください。

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その他

以上で解決しない場合

カメラ・コントローラーが接続できない時の切り分けフローもご参照ください。

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基礎知識

IP接続とは、コントローラーがネットワーク上のカメラを識別するためにネットワーク上の識別番号であるIPアドレスを用いる方式です。
機器同士でIP接続によりルーターを介さずに相互通信を行うためには、機器を同一サブネット(IPアドレスで直接通信可能な範囲)内に配置します。
(なぜ同一サブネット?→ARP
また、通信相手を確実に識別できるよう、同一サブネット内のIPアドレスは一意である必要があります。

コントローラー
IPアドレス:192.168.0.9
サブネットマスク:255.255.255.0
カメラ
IPアドレス:192.168.0.10
サブネットマスク:255.255.255.0
ハブ(スイッチングハブ)
PC(セットアップ用)
IPアドレス:192.168.0.100
サブネットマスク:255.255.255.0
192.168.0.0のネットワーク
サブネットマスク:255.255.255.0

用語説明

MACアドレス
「AA:BB:CC:DD:EE:FF」等、ネットワーク機能を持つ機器そのもの(ハードウェア)に割り当てられる識別番号です。
メーカーを表す番号(OUI)と機器ごとに固有の番号を組み合わせることで、世界に一つだけの識別子になるよう作られています。
IPアドレス
「192.168.0.10」等、通信相手をネットワーク上で識別するために割り当てられる番号です。
番号は、ネットワーク部(属するセグメントを表す部分)とホスト部(ネットワークの中で、個々の通信相手を区別する部分)で構成されます。
これらの区切りは、サブネットマスクによって定義されます。
IPアドレスはネットワークの範囲内で自由に割り当てることができますが、同一ネットワーク(サブネット)内で一意である必要があります。
ネットワークアドレス
「192.168.0.0」等、IPアドレスのネットワーク部のアドレスです。どの機器が同じネットワークに属するかを決めるための値です。
IPアドレスのホスト部(ネットワーク部以外)をすべて0にするとネットワークアドレスになります。
ネットワークアドレスが一致していれば、その機器は同じネットワークに属するといえます。
同じネットワークに属する機器は、相互に直接通信が可能になります。
サブネットマスク
「255.255.255.0」等、IPアドレスのネットワーク部の範囲を決める値です。
2進数表記で、1と0の境目がネットワーク部ホスト部の区切りになります。
10進数2進数
IPアドレス192.168.0.1011000000.10101000.00000000.00001010
サブネットマスク255.255.255.011111111.11111111.11111111.00000000
ネットワークアドレス192.168.0.011000000.10101000.00000000.00000000
サブネットマスクが「255」の区切り(オクテット)は2進数で「11111111」となり、その範囲のIPアドレスはそのままネットワーク部になります。つまりサブネットマスクが「255.255.255.0」のとき、ネットワークアドレスはIPアドレス「192.168.0.10」の第3オクテットまでがネットワーク部になります。
サブネットマスクが「255」以外の場合、ビット単位でネットワークの範囲を計算します。
10進数2進数
IPアドレス192.168.0.12011000000.10101000.00000000.01111000
サブネットマスク255.255.255.19211111111.11111111.11111111.11000000
ネットワークアドレス192.168.0.6411000000.10101000.00000000.01000000
この場合、サブネットマスクの「192」は 2進数で「11000000」なので、第4オクテットの上位2桁までがネットワーク部、下位6桁がホスト部です。同じネットワークに属するIPアドレスは、ネットワーク部を除く下位6桁の範囲で決まります。
ルーター
異なるネットワーク同士を中継する装置です。
セグメント
機器同士がMACアドレスを使ってルーターを使わず直接通信できる範囲(まとまり)です。
異なるセグメント(≒ネットワーク)間の通信には、ルーターによる中継が必要です。
サブネット
機器同士がIPアドレスを使ってルーターを使わず直接通信できる範囲(まとまり)です。
異なるサブネット(≒ネットワーク)間の通信には、ルーターによる中継が必要です。
VLAN
セグメントを論理的に分割し、直接通信を遮断する仕組みです。
同一配線上の機器同士が通信できない場合、VLANによってセグメントが分割されている可能性があります。
ARP(エー・アール・ピー/アープ)
Address Resolution Protocolの略称で、IPアドレスとMACアドレスを紐づけるプロトコル(通信規格)です。
プロトコルに従ってIPアドレスからMACアドレスを割り出す仕組み・機能もまとめてARPと呼ばれることがあります。
同一サブネット上の機器に対しては、ARPにより機器のMACアドレスを問い合わせることができます。
IP接続では、このARPの問い合わせにより通信相手のMACアドレスを特定し、データ送信時の宛先として参照します。
一方で、同一サブネットの外にある機器に対しては、ARPの問い合わせが届かず、MACアドレスを調べることができません。
そのため、機器同士で直接通信を行うためには、まず同一サブネット内に配置することが必要になります。
ハブ
複数の機器を物理的につなぎ、各機器から送信された信号をそのまま全ポートへ再送する(リピーター)装置です。
ハブ自身は信号を解釈せず、接続された機器が信号に含まれる宛先MACアドレスを確認し、自身宛のものだけを受信します。
スイッチ(スイッチングハブ)
複数の機器を物理的につなぎ、各機器から送信された信号を必要なポートにのみ効率的に転送する装置です。
接続された機器のMACアドレスを学習し、送信された信号に含まれる宛先MACアドレスを判断して転送します。
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付録