AG-HVX200よくあるご質問
Q1. AG-HVX200は、IEEE1394端子を使って、SD信号やHD信号を出力することができますか?
設定によりSDまたはHDの圧縮信号を出力することが可能です。
カメラメニューのREC
FORMATにて、フォーマットを選択してください。
ただし、ネイティブフォーマットの場合(720/24PN、720/30PN)は、カメラ映像はIEEE1394出力できませんので、
一旦P2カードに記録してから、そのクリップを再生し、IEEE1394出力してください。
P2カードに記録した映像信号を出力する場合も,記録した圧縮フォーマットのまま出力します。
アップコンバートやダウンコンバート信号をIEEE1394端子から出力することはできません.
Q2. P2カードに収録した映像は、DVテープにダビング記録できますか?
P2カードに収録したHDの素材は720/24PN、30PN等も含め全て、DVテープにダビング出来ます。
一方、SD素材はダビングできません。
Q3. P2カード複数枚に連続して収録した素材を、AG-HVX200で連続再生することはできますか?
再生については、記録時と異なり(*)、最大2枚までしか連続再生できません。
スロット1から2への再生は自動で切り替わり、連続して再生することができますが、
スロット2に入れたカードの再生が終了しだい、再生は停止します。
*収録時は、記録していないスロットに、容量のあるカードを入れれば、自動で切り替わり、
連続記録できます。(ホットスワップ記録機能:取扱説明書49ページ)
Q4.
カメラ収録時にコンポーネント出力を使用時、コンポジット出力からも信号が出力されますか?
いいえ。カメラ収録時・再生時にかかわらずコンポジット出力は、コンポーネント出力と同時には出力できません。
コンポーネント出力が優先されます。
Q5. P2カードからDVテープへのダビングを行う際、画角をレターボックスにすることはできますか?
いいえ。P2カードからのダビング可能なクリップは
1080i,720Pのため画角はスクイーズ・モードのみとなり、
レターボックスなど、他の画角は設定できません。
ただし、ダビング操作中のモニター表示は、強制的に16:9になります。
Q6.
インターバル記録やワンショット記録の時でもIEEE1394出力はされますか?
インターバル記録やワンショット記録の場合はIEEE1394は出力不可となってしまいます。
メニューの「REC
FANCTION」でONE SHOTやINTERVALを選択した時点で、IEEE1394からは信号が出力されなくなります。
Q7.
HVX200で撮影と同時にFS-100に記録した映像を、IEEE1394接続にてHDのVTRへ記録することはできますか?
はい。可能です。FS-100はIEEE1394出力端子より、ストリーミングにてDVCPROHDフォーマットの映像信号を出力することができます。
したがって、VTRのコピーと同様に、IEEE1394端子を装備したDVCPROHD(AJ-HD1200A、AJ-HD1400など)にて受け、
テープへ記録することができます。
Q8.
HVX200を2台(IEEE1394)で接続し、TC同期させたい。テープでもP2カードでもTCを同期させる事はできますか?
テープでもP2カードでも可能ですが、テープとP2カードで設定内容が一部違います。
①2台のHVX200を1394接続し、電源を入れます。(4pin=4pin)
同期元となるHVX200を(マスター側)とし、
同期させる方を(スレーブ側)とします。
②マスター側の設定:VCRモードにて、
1394 TC REGEN→OFF
TCG=FREE RUN (テープ/P2カード使用時共通設定)
FIRST REC TC→PRESET (テープ使用時のみ設定 P2カード時は不要)
③スレーブ側の設定:マスター側と同じ設定+1394
IN PRESET→ONにする。
画面に1394TCと表示が出る。
液晶画面の内側のボタンCOUNTER
RESET/TC →SETボタンを押す。
「TC
SET OK」と表示する。
④カメラモードに切り替える。
以上でTCの同期が完了します。
Q9. MACでAG-HVX200のデーターを取り込む方法は?
ファイル(P2カード記録のみ)転送とストリームキャプチャー(DVテープ記録、P2カード記録)の2とおりの方法があります。
<ファイル転送について>
OTHER FUNCTIONS
メニューのPC
MODEを1394に設定した上で、IEEE1394でHVX200とMACを接続し、
HVX200側のリアーにある動作モードボタンを長押し(2秒以上)でPCモードのLEDが点灯する事を確認。
この時、1394の通信が正常に行われるとMAC側にドライブがマウントされるので、
そのドライブの中のフォルダー(CONTENTS)を任意のフォルダにコピーして下さい。
FinalCutProのメニュー「読み込み→PanasonicP2」(バージョン5.1の場合)/「切り出しと転送」(バージョン6.0の場合)と選択し、
CONTENTSフォルダのひとつ上位のフォルダを指定してください。
<ストリームキャプチャーについて>
IEEE1394でHVX200とMACを接続を行い、HVX200側のリアーにある動作モードボタンでMCR/VCRモードに設定。
ノンリニアソフト(FCP)の設定を確認し、キャプチャー(切り出しと取り込み)をおこなってください。
この時、P2モードにてサムネイルがLCDモニターに表示されている場合は、
操作ボタン横にあるAUDIO/THUMNAILボタンを押してサムネール表示を解除しておいてください。